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【体験談】自分のがんに適したより良い治療を選択しようと思ったら、こんなにお金がかかるんだ、と驚きました。

2023.02.08

MICIN少短とお客さまの交流日誌【Naokoの部屋】#02.Eさまのお話 

「MICIN少額短期保険の保険にはどんな人が入っているの?」そうしたお声にお応えするため、カスタマーセンターの「中の人」Naokoと、お客さまとの電話越しの会話の様子をご紹介。等身大のエピソードをじっくりとお読みください。 

MICIN少額短期保険カスタマーセンターでお客さまからのお問い合わせを受け付けております、Naokoと申します。 

がんを罹患されたお客さまからがん治療にあたり苦労された様々なお話や、術後の生活をしていく中でのお悩みなどを伺っていく中で、これらのお声はできる限り多くの方にお伝えしていくべきではないかと考えました。 そこで、このコーナーではご契約者さまから伺ったがん罹患時の状況や当社に寄せられたご意見など、少しでも何かの参考にしていただければという思いで情報をお届けしていこうと考えています。 

Naokoプロフィール:大手生命保険会社に約30年勤務。「医療をもっと身近に」、というMICINのビジョンに感銘を受け、2021年5月にMICIN少短に転職。日々、お客さまとお電話で会話をすることに仕事のやりがいを感じている。 

<ゲストプロフィール> 

Eさま

九州にお住まいで、ご職業は看護師。 2021年9月に乳がんステージ2の診断を受けて同年11月に乳房部分切除術を実施。 がん経験者のブログで当社の保険を見つけて2022年11月にご加入。

【ご加入プラン】
女性特有がん経験者専用がん保険 Bプラン(がん診断給付金80万円、死亡・高度障害保険金200万円)

ある日、ふと、胸のしこりをみつけました。

Naoko:乳がんを罹患したときの状況はどのようなものでしたか?

Eさま:ある日ふと、「あれ、これは胸にしこりがあるのでは」と感じることがありまして。「なんかこれ怪しくない?」と。すぐに近くの病院でエコーとマンモグラフィを受けました。針生検を行い、2週間後には結果が出まして、乳がんの告知を受けました。検査結果を待っているときは、明けてもくれても寝ても覚めても、頭から離れなくて。とても心配でした。

Naoko:いろいろなお客さまとお話ししますが、検査結果待ちのときは、特に心理的に辛いとおっしゃる方が多いように感じます。

Eさま:こんな状態でも仕事には行かないといけないし、同僚やお客さまには笑顔で対応しないといけないところがちょっと辛かったです。

Naoko:担当の先生からはどんな風に伝えられたのでしょう?

Eさま:淡々と話されてましたね。悪性ですね、乳がんですね、いろいろな検査をして行く必要がありますねと言われ、スケジュールが組まれていきました。あらかじめ悪性だろうなと、ちょっと予想はしていたのですが、いざそういう状況になり、先生の説明を聞くとなってしまったものはしょうがないなとも感じました。

30回の放射線治療が長く続いて大変でした。

Naoko:どのように手術の日程は決まっていったのでしょうか?

Eさま:乳がんの告知を受けてから手術するまで2か月ぐらいかかりました。MRIやPETなどいろいろな検査を3日おきくらいに通ったのですが、病院も大きなところだから混んでいて。
ただ、先生は「乳がんだからといって明日手術しないといけないというものではないから。がんは急にできたものでもないからね」とおっしゃっていました。腫瘍が1センチになるまでに10年、1センチから2センチになるまで2年くらいかかるとか。入院して次の日には手術をして、その5日後には退院しましたので、トータル入院期間は1週間くらいでした。

Naoko:手術の後に痛みなどありましたか?

Eさま:痛いというより、術後はうまく腕が挙がらなかったですね。

Naoko:リハビリはされたのでしょうか?

Eさま:はい。私の場合はセンチネルリンパ節生検を行った結果、リンパ節転移がなかったので、リンパ節郭清はしませんでした。それで自宅でできる運動をしてくださいということで、家で簡単なストレッチを2週間くらいしていました。そうこうしているうちにいつの間にか腕が挙がるように戻っていきましたね。

Naoko:お仕事はお休みされましたか?

Eさま:はい。手術をして病理結果が出るのに3週間かかりましたので…。その間は「リハビリも兼ねて自宅でゆっくりした方がいいのでは」と勤務先から提案されて、仕事は休んでいました。自分でもそれがよいと思いましたし。

Naoko:休暇は術前にあらかじめ調整していたということでしょうか?

Eさま:そうです。私の場合は、料理や洗濯などの家事を行うことがリハビリになっていました。腕は痛かったのですが。割と順調に回復していきました。

Naoko:退院して家に帰ったら嫌でも家事はやらなきゃいけないですものね。

Eさま:私は術後に放射線治療をしたのですが、胸の下の皮膚が痛痒い感じで、赤くなったりもしました。それは治療が終了してから1年近くたった今でも続いています。

Naoko:放射線治療は術後どれぐらいされたのでしょうか?

Eさま:私は30回しましたね。何週間かかけて土日以外は毎日通いました。

Naoko:大変でしたね。

Eさま:はい。それはもう大変でしたね。雨の日も風の日も通っていましたから。ただ、ちょっと気晴らしになっていたようにも思います。あと重たいものはあまり持たないように先生には言われて。その点は気をつけていましたが、それ以外は本当に他に何も変わったことはなかったです。
放射線治療が終わったらすぐ働きましたからね。今年の1月から始めて、3月の頭ぐらいまで治療していました。

Naoko:春ぐらいからはもう復帰されたのですね。早いですね。

Eさま:他の方のブログを見ると、会社へ午前中行って、午後から放射線治療へ行くような方もいらっしゃいましたね。

Naoko:実際は多くの方が働きながら治療をされていらっしゃるんですよね。

遺伝子検査を受けて、抗がん剤治療をするかどうかを決めました。

Eさま:実は私の場合、抗がん剤があまり効かないってお医者さまから言われたんです。  主治医の先生によるとがんは本当にいろんなタイプがあるんだそうで、自分のがんのタイプを理解するための乳がんの遺伝子検査があると教えていただきました。オンコタイプDXやマンマプリントという遺伝子検査があって。手術で取った細胞を外国に送って抗がん剤治療の効果があるのか、治療をしても転移や再発を起こしやすいのかを検査するものになりますが、私はマンマプリントという検査をしたのです。

Naoko:その検査をすることで抗がん剤治療をするのがベターなのかがわかるようなものなのですね。

Eさま:検査の結果、リスクが低いと出たとしても、絶対に再発や転移をしないということではないようなのです。ただ、それでも治療方針を判断するための目安にはなると主治医の先生に言われ、自分のがんの再発のリスク度合いなどを理解した上でそれに合った治療を行った方がよいと思い、検査を行うことを決めました。
その後、私の場合、抗がん剤治療の効果が出ない可能性があるという結果が出ました。もし、治療を選択すると効果が出ない可能性がある上に他の元気な細胞まで壊されてしまうとの説明を受け、それは嫌だなと。そういう経緯があって、抗がん剤治療は選択せず、ホルモン療法のみ行うことになりました。ただ、マンマプリントという検査の費用は自費で40万円もかかったのです。このときに保険は大事だなと実感しました。

皆さんが書いたブログにかなり助けられました。

Eさま:がん経験者のブログなどを見ていると「同じ部屋の人たちと仲良くなってご飯を食べに行きました」と書かれている方がいらっしゃったのですが、私の場合は個室を選んだので、コロナ禍だったこともあり、入院中はお友達が全然できなかったんです。基本的には1人きりの方が絶対いいと思ったのですが、ちょっと寂しいなという気持ちもあり、やはり大部屋にすればよかったかなと思ったりもして。  

Naoko:確かに入院したときの同じ乳がんの友達とは今でもやり取りをしてますといったようなお話を伺うことはありますね。同じ乳がんになった方同士が交流する場もあるようですね。

Eさま:コロナ禍だったので、多くはオンラインの交流だったりするようで、私は性格的に参加できなくて。

Naoko:何が良いっていうのは本当に人それぞれだと思います。Eさまが情報収集する上で、具体的にはどんな情報をチェックされていたんですか?

Eさま:他の方のブログを見ていると入院するときにはこんなものがあって、とても便利でしたよということが載っていました。例えば、「術後は体が動かないので、バッグやタオルをかけるのにS字フックが良かったですよ」とか。「お水を飲むときはストローが付いたコップがいいですよ」とか、こまごましたことなのですが、なるほどって思いながら1人で入院の準備をしたんですよ。
看護師さんたちはブログは見ない方がいいと言っていましたけれども、私はそこからしか情報を得るところがないのでと思い読んでいました。治療の辛さみたいなものではなく、生活に関する実用的な意識に目が向いていたこともあり、個人的には見てよかったと思っています。

Naoko:看護師さんは、ブログには治療に関して正しくない情報や不安感を強くしてしまうような情報などもあるだろうからということでおっしゃったのかもしれませんね。

Eさま:おそらくそうだと思います。

がんになってから、実は外見ではわからないけれどサポートが必要な方が多くいらっしゃることに気づきました。

Naoko:復帰後のお仕事内容に何か変化はありましたか?

Eさま:私自身も仕事は看護師をしているのですが、あらかじめこのような業務は難しいといった情報を勤務先の上司に伝えて、「それでは、こっちの業務をしてくれればいいですよ」と言ってくださって働きやすいんです。

Naoko:上司の方が理解のある方でよかったですね。

Eさま:はい。ちなみに、ヘルプマークってご存知ですか?

Naoko:バックなどにつける赤いタグのようなもののようですね。内部障害や難病の方、妊娠初期の方など援助や配慮を必要としている方のためのアイテムですよね。

Eさま:私は最近知ったくらいで、これまでは見たこともなかったんですけど、乳がんの治療を経験してから目に留まるようになったんですよ。電車に乗っていても、外見からは何ともなさそうなのにつけていらっしゃっる方もいて。
私が知らなかっただけでこのマークを付けている方と今まで大勢すれちがっていたんだろ うなと思いました。私は持ってはいないのですが、抗がん剤治療をした一部の方もつけていらっしゃるそうです。自治体窓口に取得するための申請に行かれる方も多いみたいです。

がんになってからでも入れる保険があると知り、ありがたいと思いました。

Naoko:私どもの保険をどこで見つけられましたか?

Eさま:多くの方のブログを読んでいる中でみつけました。保険に関しては、いろいろな意見が載っていて、「保険に入らなくてもお金を貯めておけばよい」と考える方と、「保険に入っていなかったので入っておくべきだった」とおっしゃっている方に分かれているようでした。
その中で、「がん保険に入ってなかったとしても、今からでも入れる保険があります」と二つの保険を紹介されている方がいらっしゃいました。1つはMICIN少額短期保険さんの乳がん経験者向けのがん保険を、もう一つは別の会社の保険を紹介されていて、それではじめて知りました。

がんを経験した女性を支えるがん保険(女性特有がん経験者専用がん保険)のご案内ページ はこちら

Naoko:当社の保険の良いところはどのようなところでございましたか?

Eさま:自分で貯めようと思っても、いろいろな用途に使ってしまい結局は貯められないかと思うのですが、MICIN少額短期保険さんの保険に入っていれば、再びがんと診断された時に大きなお金をまとめていただける点はすごくありがたいなと思いました。

Naoko:当社の印象ってどのようなものでしたか?

Eさま:なんて良心的な会社だろうなんて思いました。本当にこんな保険があるのかなって。

Naoko:そう思っていただけて嬉しいです。

Eさま:おそらく、がんにかかった人たちはそのように思う方が大勢いらっしゃると思うんです。それと、「With Mi」の体験談を読むと、皆さん頑張っていらっしゃるんだな、私だけじゃないんだなと感じ、強い安心感が生まれました。もうちょっと早く、保険に入るときに知りたかったなと思いました。

Naoko:ありがとうございます。他のお客さまからも同じようなご感想をいただいており、当社も今後さらに皆様のお役にたつような情報提供を行っていきたいと考えております。本日は貴重なお話を伺えてよかったです。長い時間お話しいただきありがとうございました。

※この記事はお客さまご本人から許可をいただき掲載しています。内容については個人の体験を元に構成したものであり、治療等の条件はすべての方に当てはまるわけではありません。 

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