• トップ
  • 体験談
  • 【体験談】45年前のポリープが悪性になってしまって驚きました。

【体験談】45年前のポリープが悪性になってしまって驚きました。

2023.11.03

MICIN少短とお客さまの交流日誌【Naokoの部屋】#04.Tさまのお話 

「MICIN少額短期保険の保険にはどんな人が入っているの?」そうしたお声にお応えするため、カスタマーセンターの「中の人」Naokoと、お客さまとの電話越しの会話の様子をご紹介。等身大のエピソードをじっくりとお読みください。 

MICIN少額短期保険カスタマーセンターでお客さまからのお問い合わせを受け付けております、Naokoと申します。 がんを罹患されたお客さまからがん治療にあたり苦労された様々なお話や、術後の生活をしていく中でのお悩みなどを伺っていく中で、これらのお声はできる限り多くの方にお伝えしていくべきではないかと考えました。 そこで、このコーナーではご契約者さまから伺ったがん罹患時の状況や当社に寄せられたご意見など、少しでも何かの参考にしていただければという思いで情報をお届けしていこうと考えています。

Naokoプロフィール:大手生命保険会社に約30年勤務。「医療をもっと身近に」、というMICINのビジョンに感銘を受け、2021年5月にMICIN少短に転職。日々、お客さまとお電話で会話をすることに仕事のやりがいを感じている。  

<ゲストプロフィール> 

Tさま

65歳で中部地方在住。ご主人、ご息女の3人でお住まい。2018年の9月に左乳がん、ステージ2Aと診断された。乳房切除術を2019年3月に実施。 

【ご加入プラン】
乳がん・子宮がん・卵巣がん経験者専用がん保険 ゼロプラン(がん診断給付金80万円、死亡・高度障害保険金なし)

早めに手術をしてもらえる病院が見つかってよかったと思っています。 

Naoko:Tさまは、2018年の秋に乳がんが見つかったのですね。

Tさま: 20歳の頃(45年前)に、両方の胸にポリープがあるって診断されたことがあったんですよ。 それが、将来的には悪性になるかもしれないと先生がおっしゃっていて。 右側のポリープはそのときに手術で取っていただいたのですが、左側は本当に小さかったので、当時お医者さまも気にも留めていませんでした。
ところが、20年以上経ってだんだんと左胸のポリープも大きくなってきて、1センチぐらいだったものが2.5センチぐらいになったときに、ちょっとおかしいなって思いました。触っても痛くなかったのですが、胸の中で動きがあり、ゴリゴリと硬い感触で、5年前にさらにしこりが大きくなってきたものですから、病院で検査を受けて、悪性と診断されました。健康診断をきちんと受けていなかったので、発見が遅れてしまったんですよね。 

Naoko:2018年10月に最初の病院にかかられたということなんですが、病院を決められた経緯を伺えますか?

Tさま:最初にかかったのは地元の病院だったのですが、乳腺外科の専門医がいないということで、がんセンターへの紹介状を書いてもらって、行くことにしました。 
そしたら、がんセンターは多くの患者さんで混み合っていて、「治療を始めるのは半年後ですよ」って言われたんです。患者さんのあまりの多さに、ただただびっくりしました。 
手術が半年先というのは不安だったので県内に良い病院はないでしょうか、と相談したんです。そうしたら地元の別の病院に専門医がいらっしゃると伺って。紹介状を書いていただき、がんセンターを受診した翌日に受診し、半年待つことなく手術を受けることができました。 

Naoko:早めに手術を受けることができて良かったですね。

Tさま:その病院はがんセンターと連携している病院で、手術の方針なども同じだったので安心して治療を受けることができました。 

Naoko:そうするとTさまは手術をするまでに3つの病院にかかられたのですね。

Tさま:最終的に乳腺外科の専門の先生に手術していただいたことは良かったと思っています。私の場合、45年前には良性だったポリープが悪性になっちゃったということもありますし、念には念をということですね。
それはそれとして、がんの検診は定期的にやっておくべきだったと今は思っています。

Naoko:検診に行かれたきっかけはご自身で触られたときにしこりのようなものがあったからというお話でしたね。そのあたりをもう少し詳しく教えていただけますか?よく聞くのは、しこりってすごく硬いということですが…。

Tさま: そうですね。石みたいにコロコロして硬かったですね。動き回るんです。 ただ、大きくても動いているから良性だろうと勝手に判断して病院に行くのが遅れました。45年前に左のポリープも取っておけばよかったのかなと思っています。 
腫瘍は大きかったですがリンパまでは届いてていなかったのはラッキーでしたが…。 

Naoko:2.5センチの腫瘍だったということですが、どのような治療をされたのでしょうか?

Tさま:腫瘍の大きさによって放射線治療をするか、抗がん剤治療をするかって基準が決まってくるらしいんですけど、私の場合、抗がん剤治療を計8回、手術前に半年かけて行いました。そのかいあって腫瘍は1センチくらいまで小さくなったのですが、最終的には全摘することにしました。 
先生から「全摘するというのはどうですかね?」という提案をいただき、納得して進めました。 
当時、芸能人の方の乳がん罹患のニュースも話題だった時期で、家族や周りの人からも全摘が良いんじゃないかって言われた影響もありました。 
手術後は全摘した側の皮膚が引っ張られているような感覚があり、違和感が強かったですね。今は3か月に1回検査を受けています。行くたびに検査の種類が違っていて、マンモが1回、CT、骨密度などもチェックしてもらっています。先生からはもう大丈夫だよと言われていますね。 

Naoko:抗がん剤治療の副作用はどれくらいありましたか。

Tさま:私の場合、投与後は3日ぐらいだるくて、その時期はあまり家事をやる気が出なくなって、お弁当を買ってきてもらったりしてしのぎました。 
人によってやっぱり副作用は違うようですね。寝込んでしまうくらい辛い方もいらっしゃると伺いましたが、私の場合はだるいくらいでした。足の爪とかは根元からなくなりましたが。

Naoko:今回がんの診断を受けられて、精神的な部分はいかがでしたか?

Tさま:がんと診断されたときは、「そうですか。しょうがないですね」って、そんな感じで。そして、すぐに終活に入りました。子供たちに貯金のこととか死亡保障の保険に入っていることとかを話して、もし自分が亡くなったらこの会社に連絡してねとか。 

Naoko:ご家族とそこまで話されたんですね。

Tさま:私の場合、ステージは2Aで、「リンパまでは届いていないから大丈夫ですよ」とは言われたのですが、それでもやっぱり覚悟はしますよ。リンパまで達している人はもっと大変だったみたいです。 
腫瘍自体は大きかったけど、私は本当にラッキーだったと思います。 
ただ、5年とか10年生存率などのデータを見ていましたし、いくら手術が成功したとしても、転移なども考えられるので。 

Naoko:入院はどれぐらいされたんですか。

Tさま:5日間です。術後は腕が上がらなくならないように週1ペースで3か月間リハビリに通っていました。その後は3か月ごとの定期検査だけですね。 

Naoko:リハビリをして、徐々に回復していって、3か月に1回検査に通い、やっと普通の生活を取り戻してきたかなっていうのは、1年ぐらい経ってからですか。 

Tさま:いや、もうリハビリが終わったら割とすぐに元の状態になりました。4、5か月くらいですかね。 

がん保険はどのがんになっても払われるものが良いと思いました。

Naoko:Tさまの保険のこともお伺いしたいのですが。 

Tさま:以前入っていたがん保険は、毎月の保険料が1万円くらい。がんで入院したら、1日3,000円とか5,000円ぐらい払われるもので、手術のときはその5倍の額が出るようなものでした。当時出ていた他の保険と比べると保険料の割に保障が薄いと感じて解約したんですけど、その直後くらいにがんになってしまいました。 
治療が落ち着いてからネットで「がん保険」で調べて、片っ端から電話したところ、5年以内にがんになった人が入れる保険は一つもなくて。MICIN少短だけは入れるということを広告で知りました。こんな保険できたんだと思ってすごく喜んですぐに電話しました。 
それまで、医療保険をすすめてくれる会社はあったんですけど、医療保険だけ入っていても…。1か月も入院するなら必要でしょうけど、私の場合、5日間でしたし。一方でいろいろな出費を合計したら100万円かかったので、もし数年の内に再発や転移があった場合、その金額はとても賄いきれないなと考えました。 

Naoko:その保険以外にがん保険はお持ちでなかったのですね。 

Tさま:そうなんです。もし、当時に戻れるなら、やはり一時金が払われる保険に入りたいと思いますね。医療費は、もちろん高額療養費制度で戻ってくるお金もあるんですけど。食費に関しては、ご飯の支度をするのも大変な時期がある場合もありますから、けっこう出費が大きいです。それと、病院の部屋が特別室だったので差額ベッド代もかかりました。あと、パジャマのレンタル代だってかかりますし。 
抗がん剤治療も1回8万ぐらいかかって6万円は保険から出るんですけど、2万円は自己負担で、8回で16万円かかりました。 

Naoko:通院はどのようにされていますか?車ですか? 

Tさま:車ですね。運転は主人が仕事を休んでくれて、その度に付き添ってくれています。10年間の薬代が約10万円。私が通っている病院はだいぶ良心的だと思いますが、年4回の通院治療費の合計は1万円くらい、別途ガソリン代もかかります。 

Naoko:今はご主人とお二人で住まわれているんですか。 

Tさま:主人と娘と3人で暮らしています。娘には、私ががん保険に入っていなかったばかりに重ねた苦労をしてほしくなかったもので、すぐに保障が手厚いがん保険に入らせました。ちょっと今心配してるんですよ。遺伝しているかもしれないので。 

Naoko:がんの保障が手厚い保険に入ってもらったということですね。 

Tさま:私はMICIN少短の保険に入れたのでよかったです。5年経たなくても入れるがん保険がやっと出てきたなと思って。一時金がもらえるのは本当に良いですね。 

Naoko:そのように言っていただけるととてもうれしいです。本日は貴重なお話を伺ってよかったです。本当にありがとうございました。 

がんを経験した女性を支えるがん保険のご案内ページ はこちら 

※この記事はお客さまご本人から許可をいただき掲載しています。内容については個人の体験を元に構成したものであり、治療等の条件はすべての方に当てはまるわけではありませんし、治療方針については 当社が推奨するものでもありません。ご自身の主治医とよく話し合い、最善の治療を選択してください。  

MICIN-2310-S-0346-00

With Miウィズミーについて

がんに直面しても、自分らしく生きる女性のための情報を発信します。
病気のことはもちろん、ファッション・メイク・エクササイズ・再発予防のための情報、働くこと、また支えるご家族・ご友人・全ての方に。
体験談や知りたい情報を発信し、がんを経験した女性を応援します。