乳がんや子宮がんを患ったとき、治療とどう向き合えばいいのか、お金のことはどうすればいいの…。誰に打ち明けていいのか分からず、ひとりで不安を抱えてしまう方も少なくないのではないでしょうか。

そこで、2022年6月、MICIN少額短期保険は、乳がん・子宮がんを経験した女性限定のオンラインイベント『がんを経験した女性が語る「治療・暮らし・お金のホンネ」』を開催しました。本記事では、その様子を再編集してご紹介しています。がんと分かったときのことや、家族や友人、そしてパートナーとのかかわり方、がん治療にかかるお金の話など、体験者ならではのホンネが伝わってくる貴重なトピックが満載です。

毎年9月に行われる「deleteC大作戦」をご存知でしょうか。“みんなの力で、がんを治せる病気にすること”をミッションに掲げるソーシャルアクションで、「Cancer」の頭文字である「C」の文字を消してSNSで投稿するという誰にでも気軽にできるアクションを通じてがんの治療研究を応援するプロジェクトです。

オリジナル製品の販売やサービスなどで得た収益の一部が、がんの治療研究を推進する医師や研究所に寄付されます。この記事では、# deleteC大作戦2022開催に先立って行われたオンラインイベントの様子や、参加する方法などについて紹介しています。ぜひチェックしてみてください。

がんを経験し、食事にいっそう気を配るようになる方は少なくありません。塩分の摂り過ぎは、むくみ（浮腫）にも繋がるため、日ごろから意識したいところです。そこで、無塩料理研究家の沼田春美先生に、辛味や甘味、酸味を上手く活用した料理を監修をしていただきました。

「春キャベツのごま風味サラダ」は、料理時間が約10分と手軽に作れるうえ、香りが豊かで食欲をそそります。香味野菜の大葉や、味のアクセントになる練りからしのほか、香ばしいごまなどを上手に活用しているのがポイント。酢やオリーブオイルといった、入手しやすい手近な調味料で作れるところも人気の秘訣のようです。

この1年で、2番目に多く読まれた記事は、トリプルネガティブのがんと診断された岸あさこさんの体験談の後編です。トップ10〜6位に同体験談の前編もランクインしており、関心の高さが伺えます。

正看護師として医療の現場に立ちながら、自らの身体には意外に無頓着だったという岸さん。知識があるがゆえに乳がんの告知を受けた後、自暴自棄になった時期もありましたが「がん友」の存在が支えとなり前を向けたと言います。そうしたがん友との交流をきっかけに、手術前後の胸の写真撮影と心のケアを兼ね備えた「ブレストキャンサーポートレート」スタジオを都内で開設し、「自分だからできること」を見出しました。いまでは、“細胞レベルで幸せを感じる”ことができるようになったと語る岸さんの、発想の転換法などについてお話しいただきました。

この1年で、最もたくさん読まれた記事は、乳がんの種類ともいえる「サブタイプ」を紹介し、そのタイプごとに効果が期待できる治療法などを詳しく解説した記事でした。「ホルモン受容体」と「HER2タンパク」の2つの要素が、陽性か陰性によって「サブタイプ」が決まることなどを図表も交えて分かりやすく説明しています。

日本臨床腫瘍学会認定がん薬物療法専門医である、西智弘先生に医療監修をしていただき、治療法についても記述しています。それぞれの治療法における効果はもちろんのこと、副作用にも触れています。病気や治療について正しい知識を得ることは、自分にふさわしい治療計画を立てることに繋がります。がんを経験された当人はもちろん、支えてくれる方々と正しい情報をシェアし、コミュニケーションを深めるツールとしてもご活用いただけるのではないでしょうか。